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東北大学 産学連携先端材料研究開発センター (MaSC)

センター概要

Projects

プロジェクト

アンモニア燃焼ハイブリッド航空推進システムの検討

代表者氏名・所属部局(機関)名・職名

大林 茂・流体科学研究所・教授

研究の概要

「アンモニア燃焼ハイブリッド航空推進システムの検討」プロジェクトでは、広島大学、三菱重工航空エンジン株式会社との共同研究で、カーボンフリーなアンモニア燃焼を推進システムに応用した航空機の概念検討を行う。

研究の目的

1.アンモニアハイブリッド航空機の概念検討:小型機から大型機へ技術波及が行われることを想定し、機体概念検討を通じリージョナル機のカーボンフリーなハイブリッド化を検討する。
2.アンモニアハイブリッド推進システムの研究開発:推進システムの詳細な性能評価を実施するためのシミュレーション技術開発を行うとともに、アンモニアを使用した航空用ガスタービン燃焼器の概念設計を実施する。
3.航空用アンモニア燃焼器の基礎研究:旋回流燃焼器内部の燃焼特性をレーザー計測を用いて詳細に検討するとともに、アンモニアの着火遅れ時間を計測し、反応管を用いた化学種計測を行う。これらの実験からアンモニア燃焼の特性を基礎的に解明し、上述のシミュレーション技術の基盤とする。

期待される効果

国際民間航空機関では、航空分野の2050年カーボンニュートラル実現を目指しており、本研究の成果が社会実装されると、目標実現に大きく近づくことができる。

実績

NEDO先導研究プログラム「/アンモニア燃焼ハイブリッド航空推進システムの検討」、2024年度採択

共同研究企業

三菱重工航空エンジン株式会社

キーワード

航空機;ハイブリッド航空推進システム;アンモニア;カーボンニュートラル;燃焼

該当するSDGsへの取り組み

  • 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12. つくる責任 つかう責任
  • 13. 気候変動に具体的な対策を

連絡先

E-mail address: s.obayashi*tohoku.ac.jp
*を@に変換してください。
HP URL: https://www.ifs.tohoku.ac.jp/acs/

資料

  • 図1.世界初のトポロジー最適化されたマルチマテリアルサスペンションタワー(天板S25C鋼、台座:Al合金)
  • 図2.プラズマ回転電極法(Plasma Rotating Electrode Process:PREP)で製造されたTi6Al4V合金粉末のSEM像

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