【定員に達したため受付終了】「TiADコンソーシアム キックオフシンポジウム」開催のお知らせ
東北大学流体科学研究所航空機計算科学センター(センター長大林教授)の研究グループでは、これまで国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援で10年にわたり開発を続けてきた航空機CAEプロジェクト成果の社会実装を行い、CAEをものづくりのデジタルトランスフォーメーション(DX)につなげる活動を行うTiADコンソーシアムを設置いたしました。
CAEとはComputer Aided Engineeringの頭文字をとったもので、「コンピュータによる解析支援によるものづくり」という意味です。CAEが利用される分野は多岐にわたり、強度を予測する構造解析、流れを予測する流体解析などがあります。航空機をはじめとする製品開発の現場では、開発のコストと時間の削減のために、CAEの利用に注目が集まっています。また、航空機開発においては、軽量化を目的に炭素繊維強化複合材料の利用が進んでいます。
航空機CAEプロジェクトでは、主要な成果物として、理想機体設計に向けた(Toward Ideal Aircraft Design, TiAD)炭素繊維複合材料による機体統合設計システムを開発いたしました。そのシステムを構成するCAEツール群は、構造解析や流体解析に留まらず、多目的最適化により最適設計を行うとともに、設計空間から設計情報を導くことができる、AI技術も活用した革新的なツール群となります。
同研究グループでは、CAEの社会実装によるものづくりのDXを目指し、コンソーシアムを立ち上げることにしました。コンソーシアム名は、プロジェクト名の一部「理想機体設計に向けた(Toward Ideal Aircraft Design, TiAD))を取り、TiADコンソーシアムといたしました。このコンソーシアムでは、開発したCAEツール群を航空機産業以外にも積極的に提供いたします。この度、コンソーシアムのキックオフシンポジウムを行いますので是非ご参加ください。
日時:2025年2月26日(水)13:00~16:35(12:30開場)
会場:東北大学東京オフィス(サピアタワー10F)※受付は3階です。
【定員に達したため申込みを締め切りました】
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