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東北大学 産学連携先端材料研究開発センター (MaSC)

プロジェクト

Projects

プロジェクト

トライボロジー融合研究拠点

代表者氏名・所属部局(機関)名・職名

栗原和枝・未来科学技術共同研究センター・教授

研究の概要

自動車における機械部品をはじめとする摩擦損失の低減に向けて、実用化を意識した研究を推進しています。ナノレベルの先端計測をマクロスケールの摩擦界面に展開し、低摩擦界面の最適化を検討することにより、実用条件における低摩擦材料・界面設計指針を構築します。
また、当拠点の最先端の界面評価技術のポテンシャルを生かして、電極界面等のさまざまな界面評価にも取り組んでいます。
さらに、宮城県産業技術総合センターとの研究連携や地域連絡協議会を通じた地域の行政や産業界との連携における中小企業支援や機器共用、技術交流を通じて、東北復興を推進します。

研究の目的

トライボロジー技術は、省エネルギーや安心・安全な社会を支える基盤です。東北大学には、材料、機械、計測、シミュレ-ションが協働する世界に先行する独自な低摩擦研究が展開しています。この基盤を生かし、産官学で連携してイノベーションを生み出す地域振興に貢献します。また、これまで培ってきた界面評価技術を基に、電池の高性能化への貢献を目指します。さらに、機器の共用のためのオープンラボラトリーを運営しています。

実績

トライボロジーや界面評価に関連のある産官学の研究者による意見交換・交流を目的とし、当分野の国内の大学や高専および企業の研究者を招いてシンポジウムを開催しています。また、下記の設備を共用設備として学内外の企業や研究者に供しています。

  1. 微細表面構造計測顕微鏡
  2. 薄膜表面評価用インプレーンX線回析装置
  3. 差動排気型光電子分光(XPS)装置
  4. 顕微赤外分光計
  5. 表面粗さ計
  6. ビッカース硬度計
  7. ユニバーサルトライボロジーテスター
  8. 接触角・表面張力計
  9. 粘度計
  10. 顕微レーザーラマン分光装置
  11. 和周波発生振動分光
  12. 表面力・共振ずり測定装置

キーワード

表面力測定、共振ずり測定、ツインパス型表面力装置、分子組織体、閉じ込め液体、摩擦・潤滑、ソフトマター

該当するSDGsへの取り組み

  • 7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
  • 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう

連絡先

TEL: 022-217-6152
E-mail address: surface*grp.tohoku.ac.jp
*を@に変換してください。
HP URL: http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kurihara/

資料

  • トライボロジー融合研究拠点
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